
最近金スマ(テレビ番組)とかで競技ダンスの特集してたけど、社交ダンスと何が違うの?
社交ダンスを習いたいけど、ソシアルダンスは別物なのかな?
この記事は、こんな疑問を解決します。
- 似ているようで違う?ソシアルダンス・ボールルームダンス・社交ダンス・競技ダンスの違い
- おすすめの競技ダンス漫画(ボールルームへようこそ)について
皆さんは「ソシアルダンス」、「ボールルームダンス」、「社交ダンス」、「競技ダンス」の違いを説明することはできますか?
意外ですが、社交ダンスをしている人でさえ、この4つの違いを理解している人は少ないです。
大きな得をすることはないですが、豆知識として知っておくと会話のネタになるかも。
そこで、今回は「ソシアルダンス」、「ボールルームダンス」、「社交ダンス」、「競技ダンス」の違いを説明します。
似ているようで違う?ソシアルダンス・ボールルームダンス・社交ダンス・競技ダンスの違い


世の中にある、社交ダンスと認知されているダンスって、実は様々な種類があるんです。
特に間違って認知されているのが「ソシアルダンス」、「ボールルームダンス」、「社交ダンス」、「競技ダンス」。
これらには色んなスタイルがあったり、各スタイルの中にも種目がたくさん分かれていたりと、こんがらがってしまうのは仕方がないです。
では、これらにはどのような違いがあるのか、1つずつ見ていきましょう。
ソシアルダンスとは?
ソシアルダンスとは、「ペアダンス全般」のことで、フォークダンスやクラブダンスなど、親睦を深めるためのダンスを指します。
つまり、社交ダンスとは意味が少し違うということになります。
「社交ダンスも親睦を深めるダンスじゃないの?」と思う方もいらっしゃると思いますが、その通りです。
あとで詳しく書きますが、社交ダンスは中世のヨーロッパでコミュニケーションとして踊られていたことにルーツがあります。
そのことも相まって「ソシアルダンス=社交ダンス」として扱っている方はとても多いので、日常会話としてはどちらのワードを用いても同じ意味になることでしょう。
この時点ですでに混乱しそうですが、簡単にまとめると、「ソシアルダンスという大枠の中に、社交ダンスというジャンルが含まれている」ということですね。
ボールルームダンスとは?
ボールルームダンスとは、「社交ダンス」のことです。
「一緒なんかい!」とツッコミを入れている人の声が聞こえそうですが、そうなんです、一緒なんです。
しかし、これは日本人独自の解釈になります。
ボールルームダンスには、細かく分けて「インターナショナルスタイル(別名:イングリッシュスタイル)」と「アメリカンスタイル」があり、日本ではアメリカンスタイルはほとんど踊られていません。
つまり、「ボールルームダンスのインターナショナルスタイル(イングリッシュスタイル)=社交ダンス」となるのです。
まあ、こちらも日常の会話の中では「ボールルームダンス=社交ダンス」としても不都合は全然ないので、言葉の違いは全く気にしなくて良いです。
社交ダンスとは?
先ほどネタバレしましたが、社交ダンスとは「ボールルームダンスのインターナショナルスタイル」のことです。
社交ダンスには、「スタンダード」と「ラテンアメリカン」というジャンルがあり、その中でも数多くの種目があります。
スタンダードとラテンアメリカンのそれぞれの特徴は次の通りです。
スタンダード(モダン、ボールルームとも呼ばれる)
・男性と女性が、一緒に腕で枠(ホールドと呼びます)を組み、その枠を崩さないように保ちながら踊る
・種目には、「ワルツ」・「タンゴ」・「ヴェニーズワルツ」・「スローフォックストロット」・「クイック
ステップ」・「ブルース」などがある
ラテンアメリカン
・枠を作って踊ることは少なく、男性と女性は手を繋ぐことによって一緒に踊る
・種目には、「チャチャチャ」・「サンバ」・「ルンバ」・「パソドブレ」・「ジャイブ」・「シルバ」・
「マンボ(現在は、インターナショナルではほとんど踊られていない)」などがある
・最近では、テレビ番組金スマにて「キンタロー。」さんが踊っていることでも有名になった
また、次に紹介する「競技ダンス」との違いは、踊る目的にあります。
社交ダンスを踊る時の目的は、あくまで「社交」にあるので、「ダンスパーティーなどで初めて踊る相手とも、難なく踊れること」を目的として練習に励みます。
競技ダンスとは?
競技ダンスとは、社交ダンスをスポーツ競技化したもので、激しい運動要素も加わってきます。
先ほどもお話ししましたが、社交ダンスとの違いは踊る目的。
競技ダンスを踊る目的は、「競技会と呼ばれる大会に出場し、周りの選手に勝つこと」にあるのです。
競技ダンスの特徴を簡単にまとめると、次の通りです。
- 踊る種目は、スタンダード5種目(ワルツ・タンゴ・ヴェニーズワルツ・スローフォックストロット・クイックステップ)、ラテン5種目(チャチャチャ・サンバ・ルンバ・パソドブレ・ジャイブ)と決まっている
- 大会では、ダンスの技術に加えて、音楽にいかに合わせて踊れているかなどを審査され、順位がつけられる
競技ダンスの各種目についてや、大会の詳しい説明は、今後書く別の記事にて紹介するので、楽しみにしていて下さい。
大会の様子は、とても見ごたえがあり、ダンスをしていない人も十分に楽しめるので、ダンスに少しでも興味があるならば、足を運んでみることをおすすめしますよ。
まとめ


いかがだったでしょうか。
一般的に社交ダンスと呼ばれるものは、自分が思っていたものと違ったと感じた人もいるかもしれません。
この記事が、少しでもためになったと思っていただけたら幸いです。
これからも、社交ダンスや競技ダンスに関する記事を書いていくので、ぜひチェックしてみて下さいね。
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実は、競技ダンスを題材にしており、かつ大人気の漫画があります。
それは、「ボールルームへようこそ」です。
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