競合チェック?記事下書き?そんなのしたことない!
具体的な方法を知りたいな、、。
この記事は、こんな疑問を解決します。
- 競合チェックについて
- 記事の下書きについて
- 今日から実践できる競合チェック・下書きの簡単な方法
「彼を知り己を知れば百戦殆からず」(訳:敵、味方の情勢を熟知して戦えば、何度戦っても敗れることはない。)という古事成語もある通り、敵を知り自分を知ることは何においても大切です。
ブログにおいても同じで、「敵を知り(競合チェックをする)、自分を知る(記事の下書きをする)」ことによって、記事の質・作業効率の向上が見込めます。
そこで今回は、「競合チェック・記事の下書きをなるべく簡単に行うための具体的な方法」を紹介します。
競合チェックについて
具体的な方法に入る前に、競合チェックについて軽く触れておきます。
競合チェックのことは知ってるよ!という方は、読み飛ばしてもらっても大丈夫です。
競合チェックとは
競合チェックとは、「競合(狙いたいキーワードで検索したときに検索上位にいるサイト)がどのような内容の記事を書いているか」を把握することです。
※ただし、今回紹介する競合チェックは「競合サイトのドメインパワーを調べたり、記事数を調べたりして分析を行う”競合分析”」よりも簡易的な方法なので、どちらかというと初心者向けとなっています。あしからず。
競合チェックのメリット
競合チェックをすることのメリットはおおむね以下の通り。
- 他人を知ることが出来る(競合の記事構成の把握)
- 自分に足りない情報を補うことが出来る
競合の記事構成(h2,h3見出しの内容、記事の論理展開など)を把握することで、自分が記事を書くときの参考にすることができます。
また、自分が書こうと思っていた内容だけでは絶対的に情報が足りなかったりするので、インプットする意味でも競合チェックはかなり役立ちます。
このように、競合チェックをすることで客観的になれるので、「独りよがりの自己満足な記事になる」ことをかなり防ぐことが出来るんです。
当たり前ですが、文をそのままコピペしたり、ほぼほぼ真似するといった行為はしてはいけません。モラル的にも違反していますし、Google先生にも「価値のないコンテンツ」とみなされるので、SEO的にもよろしくないです。
競合チェックをした後は、自分の言葉に置き換えて記事を書くようにしましょう。
記事の下書きについて
競合チェックと同様に、記事の下書きについても軽く触れておきます。
記事の下書きとは
記事の下書きとは、「ブログなどの記事を書く前に文の構成をしっかりと考え、書き留めておくこと」です。
「そんなことくらいわかってるよ!」という声が飛んできそうですが、意外とこの「下書き」という工程ができていなかったり、そもそもやっていない方もいらっしゃいます。
ごく稀に下書きなしでも美しい文をスラスラと書ける方もいらっしゃいますが、それが出来ない方は下書きをすることを強くおすすめします。(理由は次のメリットのところでお話します。)
下書きのメリット
ブログにおいて、下書きをすることのメリットはおおむね以下の通り。
- 自分を知ることが出来る(自分に書ける付加価値等の検討)
- 無駄の無い論理的な文章を書くことが出来る
- 遠回りしているようで、実は近道になる
次の具体的な方法のところでお話ししますが、競合たちに埋もれないためには「自分にしか書けない付加価値」を書いて、他のサイト差別化することが重要です。
これに関しては競合チェックとリンクすることですが、競合チェックをした後に下書きをすることで、自分にしか書けない付加価値をあらかじめ検討することが出来ます。
また、下書きをすることで記事の構成にまとまりが出てくるので、論理的に文を書くことが出来ます。
今日から実践できる競合チェック・下書きの簡単な方法
ここからは、僕も実践している競合チェック・記事下書きの具体的な方法を紹介します。
比較的簡単で、今日から真似できる内容なので、ぜひ真似してみてください。
その具体的な方法ですが、魔法のようなすごいことを期待していたならば、ごめんなさい笑
具体的には、エクセルなどで作った以下のようなシートを活用します。
これだけではわかりにくいと思うので、それぞれの項目について説明しますね。
キーワードについて
ここでは、キーワード選定の結果を記しておきます。
こうすることで、「今自分はどのキーワードに対して記事を書いているか」ということを見失うことなく記事の下書きをすることが出来ます。
※キーワード選定の方法は、いつか別の記事にて解説する予定です。
狙うキーワードで検索した結果 TOP5の見出し
競合チェックの具体的な方法は、
狙いたいキーワードで検索したときの上位5記事を全て読み、「記事タイトル(サイト名も)」と「見出し全て(h2,h2,h3,h4…)」をチェックする
これだけです。
ここでは、その競合チェックの結果を記していくということですね。
こうすることで、「ライバルたちがどんな構成で記事を書いているのか」が明確になり、自分が記事を書くときの指標になります。
※競合チェックと言ってもこれは最も簡単な方法なので、ブログに慣れてきた方はもっと本格的な競合分析を行うことをおすすめします。
自分が書ける付加価値(独自性)
ここでは先ほどの競合チェックを踏まえて、競合たちは書いていない「自分にしか書けない付加価値」を書いていきます。
こうすることで、他サイトとの差別化が出来て、オリジナルで価値のある記事を書くことが出来るんです。
頭ではわかっていても、実際にはこの「付加価値」の部分を書いていないという方は多いです。
それでは他の競合たちと同じような記事を書いていることになり、あまり意味がないですよね。
狙うキーワードに対しての読者の悩み
ここでは、一番はじめに書いた「狙うキーワード」に対しての読者の悩みを予想して書いておきます。
こうすることで、独りよがりの自己満足な記事ではなく、読者に寄り添った記事を書くことが出来ます。
言うまでもないですが、「読者目線で記事を書く」ということは本当に重要です。
そもそも、読者の方は記事のタイトルなどから「この記事なら私の悩みを解決してくれるかも」と思って読みにくるわけなので、内容が異なっていたり求めることが書いていなかったら残念ですよね。
読者の悩みを解決する内容を記事本文でしっかりと書くために、下書きの時点で予想してメモを残しておきましょう。
今回書く記事の目次について
これが下書きのメインの部分です。
ここでは、今まで書いてきた「競合チェック・自分に書ける付加価値・狙うキーワードに対しての読者の悩み」などを踏まえて、実際の記事の目次とその内容を書いていきます。
一番左に「h2見出し」を、右側には「h3見出し」を、真ん中には必要に応じて「h4見出し」や「本文で書きたいこと」などをメモしておきます。
このように、まずは見出しを考えることで「どういう順序で文を展開していくのか」が明確になり、いきなり本文を書くよりもスムーズに、かつわかりやすく文を書くことが出来ます。
以上で、競合チェック・下書きの全工程が終了です。
「全文をWordなどに書いてから、ブログにコピペする」という方もいらっしゃいますが、私はこの下書きさえあればスムーズに記事を書くことが出来るので、ここで下書きの工程は終わりとしています。
まとめ
おつかれさまでした。
一見大変そうに見えますが、ルーティン化してしまうといきなり記事を書くよりも、早くかつ質の良い記事を書くことが出来ます。
自分なりの競合チェック・下書きの方法がまだ無いよという方は、ぜひ実践してみてくださいね。
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